オーディオ・ベースマン見たり聴いたり フィデリックスのパッシブ型アンプ その①・・一瞬、驚愕する!

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり フィデリックスのパッシブ型アンプ その①・・一瞬、驚愕する!

フィデリックス(FIDELIX)のpassive Attenuatorの「Truphase」。10万円ほど。一週間ほどお客様の好意で試聴できます。パッシブ型アンプとは信号の増幅回路、部品がないプリ・アンプ。ボリューム回路のみが筐体(きょうたい)に内蔵されている。僕の説明、あまり、回路に詳しくないので間違ったらすいません。

サイズは、A4ほど。部品が少ないため、極めて軽い。

アキュフェーズ・C-3900を聴いた後、アキュフェーズ・A-75、パワーアンプに繋いで再生。素晴らしい音の立ち上がり。ハイスピード。高域から低域まで、またまた、素晴らしい高解像度、その上、帯域が広く、高SN比。デジタル画像のようなハイ・コントラスト。「おっ!。こっ、これは!?」と驚愕を隠せない。でも、なんか変?。聴き進んでいくと、違和感が。そうだ!、響きが聴こえてこない。残響音が無い。一音が弾かれた後に聴こえるはず、再生空間に残っているはずの減衰する音の響きがない。そのため、音の輪郭がなく、厚み、密度感がない。音がつながらなく、演奏の微妙なニュアンス(機微)が判らない。基音しか聴こえない非常に偏った再生音とでもいうのか?。究極的に個性的!?。オーディオ機器で様々な音を創り上げたい人向けと判断した。あくまでも、C-3900との比較試聴の印象です…。

「D/AコンバーターのDC-950から直にA-75に繋ぎますネ」と。このような使い方もできる。フェデリックスより具体的だが、やはり似たような音。高級部品を使ったパッシブ型アンプは、どのような音が聴こえるのだろうか?。部品が高いためアキュフェーズでは、製品化は難しいとの事だが。

2021/3/14  追加 フィデリックスのパッシブ型アンプを購入のお客様。「自分のCDプレイヤー(K-01XD)に繋いだら、期待した音が出た」との事。そして、もう一台購入という運びになりました。 なんでも、モノラル接続、片チャンネルに一台ということらしいのです。技術に詳しくないので、この説明間違っているかもしれません。また、どのように接続するか不明です。