オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり アコースティック・ソリッド 20周年限定モデル・・これもまた、必聴モデル!
- 2017.01.29
- オーディオ
あなたが、アナログ再生を目指すなら、このプレーヤーを試聴することを薦める。
ソリッド クラシック ウッド ミディ(Solid Classic Wood Midi)と読むのかな。カタログには日本語表記がない。
エクスクルーシブP3より音がいい!。しかも、自重40キロ超のP3に比べ、14キロと軽量を誇り、取り扱いの点でも圧倒的に優位に立つ。
「この性能でしたらお客さんにオススメできます」
高S/N比と優れた解像力を背景として、透明度が高く、澄み切った音場を形成。音の輪郭は明確で、コントラストに優れた音像が立ち並ぶ。帯域は広い感じはしないが、特に突出した帯域はなく、高域から低域にわたりフラットに聴こえ、木質のキャビネットの好影響か、響きはみずみずしく、かつ、ふくよかな印象。オーケストラでは、金管、木管、弦楽器、打楽器等の楽器の音が見事に分離され、聴きとりやすい。そして、声楽は、柔らかく、清らかで美しい。
試聴のため、組み上げる際、ターンテーブルの軸をキャビネットの軸受に差し込むと、10分ほどかかってゆっくりと落ちてゆきました。
メーカーの謳い文句は
***これまでMPX(Solid Wood MPX)にのみ用いられいた合板キャビネットを用いることでWoodシリーズの中でも程良く定位感や解像度をもたせ、なおかつ木材特有の響きも合わせもったサウンドのアナログプレーヤーとなりました。Acoustic Solidが20年間培ってきたノウハウの全てを注ぎ込んだスペシャルエディションに相応しい逸品です***
定価は、アームレスが約26万 専用アーム付きが約33万円、ダストカバーが3万ほど。
デザインは素っ気ない。意匠代を価格に転嫁せず、性能を追求した結果だと思う。
***重量と価格を可能な限り抑えて導入を容易とすることで、より多くのオーディオファイルに「Solid」なサウンドをお届けすることが目標とされました***
お買い得品だと思う。
試聴には、薬師丸ひろ子、ルドルフ・ケンペのR・シュトラウス(東芝EMI)、ジョコンダ・デ・ヴィートの芸術(東芝EMI)を使いました。
- 前の記事
オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり B&W800D フラットな音に・・・ 2017.01.18
- 次の記事
オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり オクターブV110SE 「HBの鉛筆で書かれた細密画」 2017.03.01