オーディオ・ベースマン見たり聴いたり マイクロ RX-5000 その②・・おお!、CDの音だ!。 

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり  マイクロ RX-5000 その②・・おお!、CDの音だ!。 

僕、「浅はか」でした。 聴いてビックリ!。マイクロ精機のレコード・ターンテーブル・RX-5000とモーター部・RY-5500。「どうせ過去の遺物、モアモアした音が出てきて、今では通用しない」と思っていた。アキュフェーズのカートリッジ・AC-6とフィデリックスのヘッドシェル・ミッチャクをトーンアームに装着。この装備なら、高解像度基調の精密、精緻、正確、明確、的確、写実な音をレコードの溝から掬(すく)える。評価は、聴感上の感覚で。今後、アコーステック・ソリッドと比較する予定。

定価9万円ほど。数年前の試聴会で、 アキュフェーズ営業の小串さんが 自分のレコードを数枚、せっせとクリーニング。「いや~、これはいいですね‼」と激賞。

帯域の広さ④、解像力⑤、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)⑤、中間表現(膨らまず、こもらず)⑤、低域表現(締まり)④、コントラスト⑤、制動力(歪みがない感じ)⑤、透明感、繊細性⑤、 質感・密度⑤、 音の輪郭、シャープで中庸、音の出足 速い、音の鮮度 極上、デザイン②(中古品でステッカーを剥がした汚れなどあり)。特長、 音が出た瞬間、店主と「CDの音がする!」と驚愕!!!。CDと同じように「ハッキリ、クッキリ」しているが、CDの音のように、波長の線が点、点と離れている感じでなく、つながった一本の線として音が聴こえる!。しかも、音がシャープ。EMT930stほど、「太く」ないところがグッド。難点、中古だが高額。ターンテブルが動くだけで、他の動作が不明でも、オークションで60万円を超える驚異(脅威)の落札金額。適性、全てのジャンルかも?。寸評、アキュのカートリッジ、フィデリックスのヘッドシェル・ミッチャクを付ければかなりの性能を引き出せると思ったが想像以上。ソリッドとの比較が楽しみだ。低域は、マイクロ、高域は、ソリッドがそれぞれ優位の予想。中間帯域は、判らない。勝負はこの帯域表現だと思う。

店主評、マイクロの再生音を聴いてレコードとCDとの聴こえ方の比較を語る。『レコード(の音)は、カドが出ている(高コントラスト)、CD(の音)は、角が丸くなっている(なで肩)』。

僕の印象。レコードの音は、『濃い』。CDは、『薄い』。そして、マイクロの後、アキュフェーズ・DP/DC-1000でCDを聴くと…。僕は店主にいいました。「音は薄いけど、この音で十分です」。続けていいました。「アキュ、275万は高い。けど、過去のアナログ録音のレコードは、キズのある骨董品でかつ蒐集が大変。しかも高額すぎる。その上、アナログは、ターンテーブルを初め、フォノイコライザフォノケーブル、カートリッジ、ヘッドシェル、ターンテーブルシートといったアクセサリーも多く、その選択で迷いが生じるし、音質の違いも悩みの種。また、あれこれ悩むと持ち物が増え投資金額に際限がなくなります」。「その点、CDは、ボックス物だと一枚あたり100円で音質がいいし、圧倒的に数も多い。選び放題!。アクセサリーは、ケーブルだけ。装備は増えない。長い人生、これから、本格的に音楽を良い音で聴こうと思ったら、275万のプレイヤーを買ったほうがいいですよ。音源からの音の再生は、 DP/DC-1000だけで済むのですから」。店主「ええ、そうです」と一言

ウーン、なんか、僕、失敗したような気がする