オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ パワーアンプ P-370・・セパレートアンプ入門用 その②

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ パワーアンプ P-370・・セパレートアンプ入門用 その②

アキュフェーズ・AB級パワーアンプ・P-370。中古品。価格は、お問い合わせください。2001年3月発売。発売時価格36万円ほど。ベースマンにて販売の商品は、基本、「お客様、ご自身が、ご来店、ご自身でしっかり音質等を確認の上、納得された物を販売したい」という店主の確固たる方針に基づき販売しています。音質評価は、アキュフェーズ・A-75を③として。

「黙々と、ジャズる(?)演奏」。そんな感じのジャズに合う…と思う。

帯域の広さ➁、解像力➁、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)②、中間表現(膨らまず、こもらず)③、低域表現(締まり)②、コントラスト➁、制動力(歪みがない感じ)③、透明感②、繊細性➁、音の輪郭、シャープ、音の出足 遅い、音の鮮度 上、質感・密度①、デザイン➂(この評価、意味がないなぁ)、特長、A-45より音の鮮度がいい。AB級の伸びの良さ、明快、明朗、歯切れの良いAB級アンプ。「アッケラカン」とした音質。難点、高域にやかましい所あり。コントラストが低く、メリハリは利いてない。適性、伸びの良さでオーケストラ、「あっけらかん」とした音質で‘日本の居酒屋に合うジャズ(?)(注)。寸評、「味も素っ気もない」と評するとネガティブ(否定的)に思えるかもしれないが、低歪みでSN比(音楽の背景が静か)もいい。オーディオ的に「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」した高性能は求められないが、妙に拵(こしら)えた、構えた、脚色した音が聴こえないところがいい。上手くプリアンプが出てくれば、これでセパレートシステムを組み上げたい。勿論、その際、最新のプリメインアンプと聴き比べて、実力を測(はか)りたい。結果はどうなるのかなぁ?。

あと、BGM(バック・グランド・ミュージック)的に音楽を聴きたい人。なにも構えて名演を聴く必要はない。なにかをしている時に「音楽が傍(かたわ)らにあれば、身近にあればいい」と思い、音楽を聴く人に勧める。中古価格も丁度よさそう(おそらく)。

僕も初め、この辺のセパレートシステムから始めれば、良かった。今から、十年ほど前、ベースマンにアキュフェーズ・C-290VとA-50Vが、たまたま、セットで入った。たまたま、僕がベースマンに通い出した頃。だから、オーディオ○○の世界に嵌(はま)り込んだ。もう、抜け出られない…(おそらく)。でも、楽しい!!。

(注)例えば、ソニー・クリスさんのジャズ。あおのりさんが評して曰く「居酒屋に合うジャズ」とか。