オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり アキュフェーズ A-35,P-4100 どちらがお好み!?
- 2017.04.12
- オーディオ
アキュフェーズ A-35とP-4100(二機種とも売れてしましました)。どちらもパワーアンプだが、A-35は、A級アンプ。かたやP-4100は、AB級アンプ。
A級アンプは、しなやかで繊細、音を細かく丁寧に識別、澄み切った密度の高い音場を形成、音の輪郭をはっきりさせ陰影表現に優れ、音を立体的に表現、奥行きのある音像を林立させる。順序が整い、具体的で説得力のある音は、人の精神を健やかに開放する。弦楽四重奏曲、声楽といったところの再生に長けている。
一方、AB級アンプは、音の立ち上がり、瞬発力、押し出し、拡散する能力に秀でている。繊細さとか陰影表現といったものとは無縁。そんな表現は、歯牙にもかけない、気にしない。一気呵成に音を絞り出し、怒涛の音場を再現して聴くものを圧倒する。ツボに、はまった時の音は、魂を浄化、鬱積した不満を解消、聴くものに至福の爽快感を提供する。オーケストラ、ロック、ジャズ、フュージョンといった馬力が必要な音楽が得意。
あなたは、どちらが、お好みか?。
なお、アキュフェーズの入門プリ、パワーアンプだが、スピーカーはハーベスが合う。以前、プリ、C-2120を使用してハーベス HL5 PlusをA-36、P-4200に繋ぎ、試聴した。ハーベスのナチュラルな音がより自然に聴こえ、最高でした。アキュフェーズの上位機種だとアキュフェーズの影響が大きい。音はいいが、何となく支配されている印象が強く、自然な音が特徴のハーベスの良さをスポイルしてしまう。ちなみに、この試聴の際、A-36を導入するかP-4200にするか、迷っていた方も試聴してておりました。後日、その方は、A級アンプを選びました。
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