オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クリプトン・KX-3SX・・音質は、メイド・イン・ジャパン!?。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クリプトン・KX-3SX・・音質は、メイド・イン・ジャパン!?。

クリプトン(KRIPTON)の密閉型エンクロージャー・スピーカー(SP)、KX-3SX。定価40万円ほど。試聴した店主が「(音の)ヌケのいいのがB&W。(クリプトンは音の)質感が高い」との感想。スタンドは、クリプトンのスタンドではなく、重量級のパラダイムのペルソナの物を使用。こちらの方が、スパイクが床をガッチリとらえ、安定した設置が可能。音質も有利ということで採用。評価は、B&W802D3 prestigeを③として⑤段階で。

同社のスタンドと組み合わせるとこんな感じ。スタンドは中古販売品。

帯域の広さ②、解像力②、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)②、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)②、コントラスト③、制動力(歪みがない感じ)③、透明感③、繊細性③、音の輪郭 キレがある、音の出足、柔らかい、音の鮮度 特、質感・密度③、デザイン③、特長、高密度、高レスポンス、低歪み。難点、低域の質はいいが、量が出ない。SPのカラーが、野暮ったい。KEFのように黒みのあるブルー、レッドといった色が欲しい。適性、ズバリ!ピアノ、ベース、ドラムのジャズ・トリオに尽きた。寸評、ハーベスが高額化したためブックシェルフ型スピーカーを選択する場合、選択候補から外れることは無い。華やかな音とは無縁。狭い帯域性能とはいえ手抜きのない密度の高いその表現は、生真面目な日本人がコツコツ造り上げた逸品といえる。B&W802D3と聴き比べても音質の明確な差異が分からなかった。アキュフェーズ・C-3900と同A-300との組み合わせのあと、AB級アンプの同・E-4000で聴いた。密度は薄くなり、立体的な音像感が後退するが、爽快でスペクタクルな音場感が得られる。E-4000の方が、KX-3SXに合う…と思う。

カラーは、この色とピアノブラックのみ。
シッカリした造りのジャンパー線が付属する。