オーディオ・ベースマン見たり聴いたり B&W805D4 その①・・音の精度は高いけど…。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり B&W805D4 その①・・音の精度は高いけど…。

B&W(Bowers & Wilkins) 805 D4 。130万円ほど。805D3との比較試聴。スピーカー(SP)スタンドは、サウンドアンカー・SDA805N24(一台5万円ほど)を使用。純正のスタンドより引き締まった音質が得られ有利。また、SPを設置した際、見た目も背が高くスラっとした印象になる。D4の音質には、ピッタリなスタンド。評価は、805D3を③として⑤段階評価で。

ネットで検索したら、このスタンド、在庫限りで販売完了かも。惜しい。

帯域の広さ④、解像力⑤、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)⑤、中間表現(膨らまず、こもらず)④、低域表現(締まり)④、コントラスト③、制動力(歪みがない感じ)⑤、透明感③、繊細性①、質感・密度④(密度で、質感は②)、音の輪郭 硬質。音の出足、(③に比べ)遅いかも?。音の鮮度 並(極、特、上、並の四段階で)、デザイン④(あっさり、落ち着いているという意味でシック)、特長、滲み、くすみが無い帯域表現。高域表現が、綺麗(きれい)な音のまま素直に伸びる。ボリュームを上げても、絞っても音が歪まず、音形が崩れない。難点、中域から低域まで締まりすぎて音が伸びない。適正、D3の躍動する音を聴いた後では、音が地味過ぎてよくわからなかった。寸評、音の響きが、歪みなくしっかりして聴こえるが、ある程度まで拡大すると、「ピタッと」と止まる。そのせいか、全体的にメリハリのない「ペタッとした音」に聴こえる。その一方で、ダンピングされ引き締められたD4の音の精度は高く、聴き比べると、D3の音はどこかで音が抜けている感じがする。しかし、「音楽を聴いて楽しむ」ことを主眼とすると高域に滲みがあり、中間帯域が膨らみ、低域の反応が鈍く締まらない、帯域全体の解像の精度が弱いD3の音の方が、躍動感があり楽しい。