オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アコースティック・リヴァイブ 電源ボックス RTP-2 RTP-6・・贅沢に接続してみました 

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アコースティック・リヴァイブ 電源ボックス RTP-2 RTP-6。合計金額は、48万円。アキュフェーズ・クリーン電源 PS-520の39万より高くなる。どちらの機器の音がいいのだろうか?。

RTP-6は、広帯域、高解像度、高SN比。低域のダンピング力に優れ、高コントラスト、躍動感に富む。難点は、高域がやや荒いことと中間帯域の響きの薄さ。RTP-2は、中間帯域の倍音の良さ、全域に渡りエネルギー密度が均等といった点に惹かれる。気になる点は、帯域がやや狭いこと、コントラストが低い、音の輪郭がやや弱いがある。いずれも、RTP-6と比べてである。

そこで、写真のように、RTP-2をパワーアンプに残りは全て、RTP-6に接続。この組み合わせだと、お互いの欠点を補完し合い、満足できる音に変化。澄み切った音場、解像度が高く歪みなく強固な音の骨格を構築。そこから導き出される陰影の強い音像。逆にすると音が「映えません」。

普段、オヤイデ電源タップ、OCB-1 SVをパワーアンプに残りは、OCB-1 SV V2に繋いで聴いている。これも悪くない。SN比に優れ、低中域を中心にコントラスト、躍動感に優れる。

アコリバとオヤイデ価格差は約10倍。どちらでも良好な音を出すのですが、現実的(経済的)にはオヤイデ、でしょう。

一つの選択肢。今、スペース的、経済的な諸問題から、リーズナブルなシステムを組んで音楽を聴いている方。また、賃貸物件に住んでらっしゃる方でコンセントをオーディオグレードに交換できない方。それらの方の中で、心の内に「いつかは買ってやる!。ハイエンド機!!」と念じながら臥薪嘗胆の日々を送っている方。アコリバの電源ボックスを導入して、来るべく栄光の時に備えるのも手かなと思います。現状のシステムでも効果は上がるし、なんといっても、モチベーションがあがります。導入されるであろうハイエンド機に接続しても十分その能力を発揮できます。えっ、「そこまで来たらクリーン電源を買うだろう」って。それは、最高ですね。電源ボックスと聴き比べができます。「オーディオ道楽、ここに極まれり!!」。そうなって欲しいものです。