オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ ASL-10とステレオ誌の自作ケーブル・・それぞれいい味が・・

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アキュフェーズ ASL-10 RCAインターコネクトコーブル 25.000円(茶色のケーブル)。ステレオ誌の自作RCAケーブル PCOCC-A導体の単芯(青のケーブル) 3.500円ほど(生産終了)。価格差、性能を考慮せず、印象で比較。プリとパワーアンプ間に接続。

アコースティック・リヴァイブのXLR-TripleC-FMを自宅で聴く機会があったので、ついでにRCAケーブルとXLRケーブルを比較試聴。結果、XLRは、音の密度は高いがやや重苦しい。RCAは、音の密度など劣るが、軽快に聴こえる。RCAケーブルの方が好み。

アキュフェーズは、高SN比で帯域は広く、均等な密度。透明感があり、コントラストは弱いが、中低域から高域の分離良く、全体的な質感に優れる。低域のダンピング、解像力が弱いせいか、躍動感には欠ける。

自作ケーブルは、音の立ち上がり、音離れ、躍動感、低域の力感が好印象。単芯導体の魅力を発揮しているのかも。コントラストも高く滑らかな音質。SN比も意外に良好。エネルギー密度、響き、解像力は落ち、濁り、歪みも発生する。でも、これはこれで良しとしたい。利点として、プラグ交換可。使用中のものは、金メッキだが、ロジウムメッキにしてみたい。付録の小冊子にフルテックなどを紹介している。

アコリヴァは、「ベイエリアの豪華マンション」、アキュフェーズは、「梁、柱のしっかりした、漆喰壁の日本伝統家屋」、自作ケーブルは、「紙と木でできた安普請ながら楽しい我が家」。といったところか?。それぞれ、いい味が出ている。