日本酒 酒徒礼讃 京都市伏見区 京姫 一番搾り原酒 純米吟醸・・「はんなり」とした奥ゆかしさ

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撮影場所 右が今年の酒。左は昨年のもの。ラベルは、左の桃色の方が彩りがある。
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春を知らせるお酒「春あがり 一番出荷」三本。なぜ、この三つの酒造会社がこの企画をしたのかは不明だが、左から税込みで945円、945円、978円。1000円を切る価格でこの味、大歓迎だ!

米が発酵した酸っぱい香り。思わず”クンクン”と嗅いでしまう。杯に入れた瞬間から、香(かぐ)わしく好ましい。

珍しいことに、旨味の周り全体をごくごく薄い酸味が包む。その酸味が口蓋を強く刺激する。強い酸味が、濃厚華やかな旨味を演出。その旨味で味が終わるが、誇張なく、大袈裟なものでなく、上品に小さくまとまっている。京都の「はんなり」とした奥ゆかしさがある。

京都の風情に騙されそう。それでもいいか!。京女に「ささ、美味しいどすえ~」などの言われて進められたら、東男はもうイチコロ。

旨味で(甘味)終わるので、一、二合程度飲むのが最良か?。「ぬる燗」もかなりいける。

京都府京都市 伏見区 山崎三六八番地一 ㈱京姫酒造

京姫 数量限定 一番搾り 原酒 純米吟醸 945円(税込み)