オーディオ・ベースマン見たり聴いたり・・アコリバ・POWER SENSUAL・・柔らかく`色気’のある音質。
- 2022.09.18
- オーディオ
アコースティック・リバイブ(ACOSTIC REVIVE)の「官能的な」電源ケーブル・POWER SENSUAL、35万円ほど。同社の38万(数年前の価格)の単線電源ケーブル・パワー リファレンス(POWER REFERENCE、輸出品)、サエク コマース・電源ケーブル・PL-9000、1.5mで13万円ほど、アキュフェーズの電源ケーブル・APL-1との比較試聴を行いました。音質の評価は、APL-1を③として。
帯域の広さ④、解像力⑤、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)④(ちょっと伸びすぎですが、高域の解像力の良さで)、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)③、コントラスト⑤、制動力(歪みがない感じ)③、透明感③、繊細性⑤、音の輪郭 柔らかくシャープ、音の出足 早い、音の鮮度 特、質感・密度④、デザイン⑤(いかにも高額ケーブルの趣(おもむき)で)。特長、柔らかくシャープでありながら、高解像度。綺麗な高域、低域の音を作る。難点、高額!!。中間表現が痩せて、脂のノリが、いや、色、艶のノリが今ひとつ。適性、おそらく全てのジャンル。寸評、単線採用のパワー・リファレンスの方が、SN比が高く「スッキリ」している。パワー・リファレンスの硬質感とは正反対。解像度が良すぎる。高域を伸ばし低域の音をよく分離。細かい音までよく拾っている。そのため、弱い音(ピアニッシモ)も大きい音(フォルテッシモ)もしっかり聴こえてしまう。演奏者は、楽曲をアナリーゼ(楽曲分析)し、作曲家の意図を顧みて、聴こえるか聴こえないかの微妙なタッチで演奏することがあると思うが、その`微妙’なタッチで導かれた音もハッキリ聴こえる(おそらく)。オーディオ的性能としてはいいが、音楽鑑賞としては、好みではない。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の感あり。その点、性能は落ちるがアキュフェーズのAPL-1は、良かった。
店主評。「繊細で柔らかい。音の骨格がしっかりしている。中音、高音に明るさがのる」と。
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