オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり アコースティック ソリッド ウッド MPX いいけども・・

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従来のアナログプレーヤーらしいデザイン(といってもモーターが独立しているのでデザインは現代的)。ギラギラの金属ボディに違和感をもつ方にはオススメ。

写真、左の厚手のベースのプレイヤーが、ソリッド ウッド MPX。

エクスクルーシブP3より音は優れているが、ソリッド マシーン スモールのせいで影が薄くなってしまった。

P3に比較して、S/N比に優れ、解像度も高く、帯域も広い。高域は、丁寧に滑らかに伸び、中域は、適度に明確で分解力がある。低域は、程よく抑制され、左右、前後に奥行きのある末広がりな音を再現している。

倍音(音の響き)が、高域ではあまり響かず低域に向かうほど、強くなる。全体的に旧来のアナログレコード再生の本道を行くかのような再生音となっている。

やはり、金属製のボディと高密度積層ベースの違いは大きい。絶対的な能力は、ソリッド マシーン スモールが上。CD的なマシーン スモールの音色に違和感を覚え、高性能な再生を目指すのではなく、ノスタルジック(郷愁)な音楽鑑賞をする人に向くプレーヤーだ。