オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ C-2900 その③・・ 「オーディオは、アンプ選びから」。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ C-2900  その③・・ 「オーディオは、アンプ選びから」。

オーディオは、スピーカー(SP)選びから』。よくオーディオ入門として、まことしやかに語られる言葉。 翻(ひるがえ)って、「アンプから選択した方がよい」と思う。現代アンプに要求される性能。 歪み、くすみの少ない音の輪郭、透明で澄み切った音場空間、低域から高域まで偏(かたよ)りなく均等なトーンを演出するフラット(平坦)な表現力。さざ波のように空気を震わせるエネルギー感が豊かな響きの再現。そのような要素、性能が、安定しているアンプを選ぶ。オーディオ機器で音源を再生した時の音色といった『個人的好み』が最も重要視される要素は、SPで決めればいいかなと。

アキュフェーズ・C-3900の表現力。 青空(明)と水車小屋(暗)の陰影コントラストが際立つ。色がつぶれた部分も少ない。隅々まで、ハッキリ、クッキリ。撮影場所は、遠野市綾織町・改修中の千葉家住宅そば

アキュフェーズ・C-2900の表現力。 本来は、空が真っ青だが、手前の景色を引きだたせるために露出(色彩)を「秋の田んぼ」合わせた。「彼方に見える野焼きの煙が秋の深まり」を印象づける。青い空は、曇り、彼方の山々はくすんでいる。

二枚の写真。アキュフェーズの上位機種アンプの性能、印象を写真では、「こんな感じかな」と表現したもの。二つの写真に共通しているのは、歪みが無い、澄み切った部分がある(スッキリしている)、光と影(陰影コントラスト)がある(クッキリしている)、焦点(ピント)が合っている(ハッキリしている)、色彩感がある(白黒のモノトーンでも可)、事実を記録する写実基調であるととも何かしらの芸術性を感じさせる、見て(聴いて)スッキリするものがある。 増幅機器(アンプ)は、「音色」といった曖昧な個人の感性に左右される要素とは、無縁の性能を引き出して欲しい。

アキュフェーズ・セパレートCDプレイヤーのDP-1000、DC-1000。お客様のご厚意により、12月末から2月末まで試聴できます。八月にお貸し頂いた方とは別の方です。希望があれば、自宅貸し出し試聴も「OKです」という事です。確認してください。

オーディオ ベースマン。年末恒例、アキュフェーズ・祭り。今回は、アキュフェーズ・プリメインアンプ6機種勢揃い。E-5000も来ます。12月28日(火)あたりから、1月1,2日の休みを挟み、1月10日(火)まで。SPは、アッコルド・エッセンス。詳しくは、ベースマンに問い合わせ下さい 。

2021 12/16 追加 アキュフェーズ・DP/DC-1000。本日から試聴できます。