オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ P-7300・・透明感は、A-75より上。
- 2022.02.02
- オーディオ
アキュフェーズ P-7300。同社最高級AB級パワーアンプ。120万円ほど。同A級パワーアンプ・A-75との比較試聴。比較すると、低歪み、SN比の高さは、二機種とも変わらない。この点にアキュフェーズの圧倒的強みがある。A-75の性能を⑤として。
帯域の広さ⑤、解像力⑤、SN比⑤、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)⑤、中間表現(膨らまず、こもらず)④、低域表現(締まり)④、コントラスト③、制動力(歪みがない感じ)⑤、透明感⑤、繊細性③、音の輪郭、薄い(ゴリっとしてない)、音の出足 やや遅いが加速する、音の鮮度 特上、質感・密度③、デザイン(かわり映えしない)③。特長、出てくる音が軽々としている。加速し、拡大する音場表現、澄み切った透明感、トランジェント(立ち上がりの速い )に優れた高域。この三点は、A-75より上。力強さに少々、難があるが「スッ」と出る低域も魅力。難点、近々(三月)に新製品が出る。彫りの深い陰影表現、エネルギー密度感は、A-75より落ちる。適性、オーケストラ。寸評、A級パワーアンプと比べると、色付け、脚色のない自然な音質。制動力が強く、「キレッキレッ」の音質だが、全体的に薄手に聴こえるのが残念。
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A級アンプとAB級アンプを聴いての店主の感慨。
AB級
粘りと躍動感が有り整理されたクリーンな音質。スタジオ収録オンマイクで録音され人工的なエコー、リバーブなどを付加した録音(や)、エレキギター、キーボード、エレキベース、電子楽器の比率が高い音楽に(ベストマッチ)。ボーカルの場合、マイクを口に近接して歌う音楽、(つまり)生演奏の際、PA(注)を使う音楽に向いてる。
A級
倍音のハーモニーバランスが良くコンサートホールなどアコースティックな場所で比較的楽器とマイクの距離をはなして録音される音楽に向いてる。ヴォーカルはマイクを使わない音楽(例えば、アカペラ)、エレクトリック楽器を含まない音楽に(A級アンプは合う)。(そして)演奏の際、PAを使わない音楽に向いてる。
すみません。つまりは、ポピュラーミュージックはAB級、クラシックはA級と言うことでした!
(注)「Public Address」の略。音を増幅させて、聴き手に音を届ける音響機材の事(素人の解説です)。
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