オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ヤマハ ハイエンドモデル・・日本的「軽み」を演出。 

  • 2019.06.09

「(帯域全体で)音色が揃っている。(音の立ち上がりの)スピードが速い!!」と店主・細川さん。「全体的にフラット」スピーカー・セッティングの名手・八重樫さん。店主に「ハッキリ、クッキリ、スッキリしてますか?」と問いかけると「してます!」と断言 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ C-2150 その①・・若いヤツのチャレンジです。

  • 2019.05.10

「(新作が、前作C-2120の性能より)良くならないと、思ったけど、僕より若いエンジニアがカタログに載っている ”ひずみノイズ打ち消し回路” を取り入れました(その結果、音質が向上しました)」と同社・第二技術部 回路一課 田尾係長。 C-2 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ A-75 その①・・前作より瑞々しいと思います。

  • 2019.05.08

「A-70より性能は向上したと思いますけど、向上したのはどの辺だと思いますか?」。A-75の開発を担当した同社・第二技術部 回路一課 田尾係長に訊ねた。 「A-70は、もともと良かった」とニガ笑い。「(それに比べて)帯域を広げ、歪み(を少な […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ヤマハ試聴会・・オーディオ・マニアは眠れない!?

  • 2019.05.06

来月、6月。7日(金)、8日(土)の二日間、ヤマハの試聴会がベースマンで行われます。時間は、7日が13時から19時まで。8日が11時から16時30分まで。フリーの試聴時間も設定されている様子です。詳しくは、ベースマンに問い合わせて下さい。 […]

洋酒 酒徒礼讃 日本 Green Forest ~緑の森~・・いい「飲み屋」の感動を味わえる!?

  • 2019.04.13

アードモア レガシー(3.000円ほど)より美味しい。フラリと立ち寄った「飲み屋」が良かった時の感動がある(※)。 チョット「イソジン」の香り。真新しいランドセルの皮の匂い?。抑えめの軽く甘いスモーキーフレーバー(燻された匂い)。日本のリン […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)・・スピーカーの低域特性が良くわかる。

  • 2019.04.11

ハイエンドならではの表現を味わえるレコード。高域でなく低域再生ですけど。 B&W800D 20Hz、ブロッドマンVC1 35Hz、タンノイ・オートグラフ 40Hz。各数字の以下の周波数は再生できない。 美しい高域、音楽の背景の静けさ […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 真空管プリ、パワー・アンプ・・その球筋?(音圧)は破壊力抜群!。

  • 2019.04.10

キングクリムゾンの「レッド」の音がこれほどよく聴こえたのは初めて!。 音の輪郭を極太、明確に描き、その立ち上がりは峻烈で高レスポンス、ハイスピード。中間帯域のエネルギー密度が濃い。帯域は広いとは言えなく、響きもダンピングされ抑え込まれている […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり マイルス・デイヴィス・・オレの頭をかち割ってみな!。

  • 2019.04.08

ボクサー。(マーベラス)・マービン・ハグラー。__過去から現在に至るまで中量級最高のボクサーと言われる__は、名言を残している。 「オレの禿げ頭をかち割ってみな!。そこからはボクシング・グローブしか出てこないゼ!」。 マイルス・デイビスなら […]

洋酒 酒徒礼讃 アイルランド(愛蘭) カネマラ・・完結した「モルトウイスキー」・「枯淡の味わい」

  • 2019.03.30

MONO録音と同じ、奥へ、奥へと遠ざかる奥行きがある。「枯淡の味わい」の酒。 香りは、鼻をくすぐるような甘い、爽やかさと濃厚さが同居する「バニラ」香。口に含むと、ハチミツを「ギュッ」と煮詰めて凝縮したかのような「甘味」。そこに少々、「イソジ […]

日本酒 酒徒礼讃 宮城県大崎市 一ノ蔵無鑑査 本醸造 甘口・・「もっきり、やっぺし!」。

  • 2019.03.08

酒屋で買った酒をその場で飲むことを北九州方面では「角打ち」と称する。一週間ほど前に知った。「もっきり」。岩手・釜石方面ではそう言う。 新日鉄釜石の全盛期、昭和30年代、40年代初頭。労働者は、甲・乙・丙(こう・おつ・へい)番の8時間の三交代 […]

洋酒 酒徒礼讃 兵庫県 あかし AKASHI・・日本酒テイスト、一対一のお湯割りで。 

  • 2019.03.07

「あかし」の傍(かたわ)らのCDは、キングクリムゾンの「レッド」。聴きながら飲むと盛り上がるが、酒の分量は、レッドゾーンを超えてはいけない。 「薄い」味のウイスキー。バニラアイスのような微かな芳香だが、敢えて言う、香らず、咳き込まず。全体的 […]

洋酒 酒徒礼讃 鹿児島 マルス ウイスキー 3&7・・純日本的味覚の大麦・玉蜀黍の蒸留酒かな?

  • 2019.03.06

氷点下、日曜の静謐な夜。部屋の外は満天の星空。シリアスな音楽でこの夜を締めくくろう。1944年初演、大戦前の不安と緊張感漂うバルトークの「管弦楽のための協奏曲 Sz.116」(フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団)。 バルトークを聴くころ […]

洋酒 酒徒礼讃 英国・・ジョニーウォーカー 黒ラベル・・これが、ウィスキーのリファレンス

  • 2019.03.03

エリー・ナイのピアノの鍵盤を叩く(弾く)音は、強烈だ。が、ウィスキーは、呷(あお)る、いや、一啜(すす)りすると激烈な味というより、咽(むせ)かえる刺激に恐怖を覚える。それでも、飲むのだから酒徒とは困ったものだ。 芳香は、チョコレートのよう […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 二階の試聴・・トライオードの真空管アンプと数種類のSPで 

  • 2019.02.28

ベースマン。扉を開いて入店。一階。雑誌でしか見たことのない、大型、高級製品群が並ぶ。店主しか居なければラッキーです。が、初老の男、二、三人が背を向け、椅子に座り、腕を組んで、何事かに集中している。雰囲気的に「声がかけづらい」。 その点、二階 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり オルトフォン コンコルド・・音速のジェット旅客機を連想するけど・・

  • 2019.02.27

オーディオテクニカ AT ART-9との試聴比較。コンコルドはMM型。ART-9はMC型で値段も倍。比較するのはちょっと可哀そうですが。ちなみに、MM型は「SHURE V15 TypeⅢ」しか聴いたことがありません。試聴は、リンダ・ロンシュ […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり B&W804D3・・背景で鳴っている音がキレイ、綺麗・・

  • 2019.02.25

・・800Dより音がいい・・。 ・・細川さん、804D3をどう思われますか?・・ 「中域から下のSN比の良さ、解像度、帯域バランスの良さ、(帯域全体が)フラットな感じがいい。高域、中域、低域ともに(引き下がった帯域がなく前に)出ている。そし […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ワルツ・フォー・デビィその④・・やっと謎が解けました。

  • 2019.02.19

ザ・コンプリート・ヴィレッジ・バンガード・レコーディングス、1961。四枚組。ヤフオク、amadeusistさんより分譲品。 第2曲目 「ワルツ・フォー・デビィ」、第3曲目 「デトゥアー・アヘッド」 第6曲目 「マイルストーン」。ワルツ・フ […]

日本酒 酒徒礼讃 秋田県秋田市 山廃 ひやおろし 高清水・・「醸造用アルコール」添加は好みではないが・・

  • 2019.02.17

「山廃」というと酸っぱい酒。「グビ、グビ」盃を呷(あお)り、飲めるのはいいが、単調、一本調子。少々、ほかの味(旨味)も欲しくなる。「美味しいか?」といったら首を傾けざるを得ないものが多い。 この酒、醸造用アルコールを添加してある。個人的には […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり JBL L 100 Classic・・今、蘇る70年代、80年代、アイドル。

  • 2019.02.15

JBL L 100 Classicを購入された方の好意で試聴できました。 大相撲!。土俵際、押し込まれた力士の両足の指がグッと徳俵にかかり強烈な押しを耐える。相手の動きを止めた瞬間、「ドン」と押し返すパワー。・・・専用スタンドに鎮座。低い位 […]

日本酒 酒徒礼讃 新潟県新潟市 天然水仕込み 純米酒 今代司・・“しばれる“この時期、「キュッ」と50度の熱燗で・・

  • 2019.02.09

この“しばれる“時期、燗でいきたい。それも、体が暖まる50度の熱燗で。かみしめたくなる「ウマ味」。「甘さ」を感ぜず、味が下品に陥らない。冷や(常温、室温)もいい。飲むと酸味、旨味と味が交互に入れ替わる。 50度の熱燗。まず、南部鉄瓶でお湯を […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ホルストの「惑星」・・素晴らしい旧第一家電の45回転盤

  • 2019.02.01

33回転は、音が「粗(あら)い」、45回転は「緻密」。このレコードを聴くとそう思わざるを得ない。 曇りのない高SN比、滲みのない高解像度、歪みなく広い帯域。これが30年以上前に生産されたレコードの音とは思えない。高域は、素直に伸び切り、音の […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり マニタス・デ・プラタ・・柳沢功力さんが聴かせてくれました。

  • 2019.01.29

2018年11月17日(土)、東京インターナショナル・オーディオショウ。テクニクス(Panasonic)のブースで講演された評論家の柳沢功力さんのセレクト。演奏、音楽ともに秀逸。普段聴かない分野なということもあり、LPをオークションで入手。 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ワルツ・フォー・デビィその③・・タンノイ・オートグラフで聴くと・・。

  • 2019.01.18

「今日のトリオ、なかなか、イケるじゃん」。一曲目「マイ・フーリッシュ・ハート」のそこはかとない演奏が終わる。お客が拍手。タンノイ・オートグラフで聴くと、「オッ、まごころのこもった拍手になった」。 このLPを聴くなら、スピーカーは「冷たいB& […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり タンノイ オートグラフ その②・・「箱鳴り」とはこのような音。

  • 2019.01.14

「箱鳴り」。「箱鳴り」するスピーカーとは「オートグラフ」のようなスピーカーのことをいうのだろう。筐体が、コントラバスのごとくチェロのように「胴鳴り」する、震える。 販売金額は、120万円ほどの予定。 ベースマン、No1のSPセッテイングの名 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ワルツ・フォー・デビィその②・・客のまばらなライブハウスの名演に哀愁を・・

  • 2019.01.11

「・・ビル・エバンスは、度々来日して ”マイ・フーリッシュ・ハート” や ”ワルツ・フォー・デビー” といったビル・エバンスのおはこを演奏しているが、わたしのきいた限りでは、いずれもレコードの演奏に及ばないものであり・・」このLPの解説を担 […]

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クール&コレクテッド・・この一枚でマイルスの全てが判る。

  • 2019.01.04

マイルスが如何に、「進取の気性」で「常にNo,1の存在」であり続けることに存在意義を見出していたか、このCDを聴くと良く判る。店主曰く「もう少し肩の力を抜いて演奏しても良かったのでは?」。マイルスの音楽、ある種の緊張感が常にある。文末に曲名 […]

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