オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 竹内まりや・・思わず笑ってしまう…?。
- 2020.08.23
アキュフェーズC-3900とC-3850の比較試聴。試聴期間中、C-3900を絶賛したのは3人だけ。店主・細川、僕・藤井ともう一人のお客様。他のお客様のC-3900の評判はあまり芳しいものではなかったようだ。 録音は、解像度がよく、帯域がソ […]
アキュフェーズC-3900とC-3850の比較試聴。試聴期間中、C-3900を絶賛したのは3人だけ。店主・細川、僕・藤井ともう一人のお客様。他のお客様のC-3900の評判はあまり芳しいものではなかったようだ。 録音は、解像度がよく、帯域がソ […]
「細川さん、現代のジャズ、ライブでこんな感じの演奏をするのですか?」。「いいえ、やりません」。「では、このCDの音楽はオーディオ的な演奏なんですね」「そうだと思います」。 「現代最先端高音質録音」とはこのようなオーディオ的な音質性能(?)を […]
音楽家、自己の”音色”をいかに持つことができるか、聴かせるか、また、それを生涯、維持できるかどうか、それは難しいことなのかもしれない。2月18日、諏訪内晶子さんの実演を聴いてそう思った。 諏訪内さんのシベリウス。オーディオ的には、高域の伸び […]
フィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーンの「ALIVE AND WELL IN PARIS」。こんなにカッコイイ音楽があったのね。知らなかった。 チョイ悪オヤジたちの演奏(ウソ、うそ)のせいか、音も悪い。サックス、音の輪郭が甘い。ピア […]
竹林の火事。今では、焚火は日本全国ほぼ禁止。昔は、焚火で色々なものを燃やした。小竹をくべる(焚火の中に入れること)と「パチ、パチ」と激しい音を立てて燃えた。竹林が火事になるとその燃焼音は凄かった。あらえびす記念館で聴くSP(Short Pl […]
グレン・グールドのピアノ。極めてオーディオ的な感じがする。「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」として高解像度、高SN比。低域から高域まで低歪み。広帯域のピアノの能力を存分に発揮。ピアノの高純度な音の粒立ちが失われない一方で、硬質感のないデリケー […]
このCDを聴くと、ブラザース・フォアの歌を聴くと、「あぁ、あのアメリカにこんないい音楽があったんだなぁ」と思わざるを得ない。心が休まる。 心休まる音楽だが、冷静に聴くと、トリッキーでミステリアスな録音が面白い。左のスピーカー(SP)から二人 […]
2017年、10月。「パリ管弦楽団のブラス・クインテット」の演奏を県民会館・中ホールで聴いた。その時、「金管楽器なのに、なんて柔らかく、優しい音だ」と思った。それと同じ音。当時の感動が蘇った。 ベースマンでアキュフェーズE-800で聴く。 […]
マスター・テープの音。鮮烈な音だけど、鑑賞する音楽として聴いた場合、まとまってないような気がした。 ハイエンド(有)のブース。ジャズが中心の選曲。トライオードの山﨑 順一社長によれば、「海外のオーディオ、ジャズかロック(を再生するの)が主流 […]
試聴は、プリアンプがアキュフェーズ・C-3850、パワーアンプが同A-70、フォノイコライザが、同C-37、レコード・プレイヤーが、アコースティック・ソリッド・マシーン・スモール、カートリッジは、オルトフォン・MC-Q30。ヘッドシェルがマ […]
演奏の凄さは、ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団。オーディオ的録音が、優れているのはロンドン交響楽団。敢えて、ウィーン・フィル、演奏が優れていると言わず「凄い」と言います。 ベース・ボール。投手の球筋に喩えると、豪速球(ウィーン)に対し快速球 […]
シンプル イズ ベスト。2019のステレオ誌のオーディオチェックCDは非常に使いやすい。一番いいのは、ソコソコにオーディオ・セッティングが決まっていれば録音場所が、「スタジオ」なのか「ライブハウス」なのか、聴きとれる点。 2014から、’1 […]
オーケストラの中に浮かび上がる独奏楽器の音色が美しい。デッカ録音の至芸が、堪能できる。もう少し、SN比と音のコントラストが上がればなぁと思う…、いや、これで十分だ。 現代。楽団員をスタジオに集め録音することは非常に経費がかかり、儲からない。 […]
オーディオ的要素では、CD・小澤盤が圧倒。しかし、感銘度ではレコード・アンセルメの方が上…と思う。 小澤盤。曲が始まり、声楽が聴こえると舞台下にオーケストラ・ビットがあり各楽器を抱えた団員が左右に展開しているのがよく分かる。広い演奏会場の雰 […]
ハイエンドならではの表現を味わえるレコード。高域でなく低域再生ですけど。 B&W800D 20Hz、ブロッドマンVC1 35Hz、タンノイ・オートグラフ 40Hz。各数字の以下の周波数は再生できない。 美しい高域、音楽の背景の静けさ […]
ボクサー。(マーベラス)・マービン・ハグラー。__過去から現在に至るまで中量級最高のボクサーと言われる__は、名言を残している。 「オレの禿げ頭をかち割ってみな!。そこからはボクシング・グローブしか出てこないゼ!」。 マイルス・デイビスなら […]
ザ・コンプリート・ヴィレッジ・バンガード・レコーディングス、1961。四枚組。ヤフオク、amadeusistさんより分譲品。 第2曲目 「ワルツ・フォー・デビィ」、第3曲目 「デトゥアー・アヘッド」 第6曲目 「マイルストーン」。ワルツ・フ […]
33回転は、音が「粗(あら)い」、45回転は「緻密」。このレコードを聴くとそう思わざるを得ない。 曇りのない高SN比、滲みのない高解像度、歪みなく広い帯域。これが30年以上前に生産されたレコードの音とは思えない。高域は、素直に伸び切り、音の […]
2018年11月17日(土)、東京インターナショナル・オーディオショウ。テクニクス(Panasonic)のブースで講演された評論家の柳沢功力さんのセレクト。演奏、音楽ともに秀逸。普段聴かない分野なということもあり、LPをオークションで入手。 […]
「今日のトリオ、なかなか、イケるじゃん」。一曲目「マイ・フーリッシュ・ハート」のそこはかとない演奏が終わる。お客が拍手。タンノイ・オートグラフで聴くと、「オッ、まごころのこもった拍手になった」。 このLPを聴くなら、スピーカーは「冷たいB& […]
「・・ビル・エバンスは、度々来日して ”マイ・フーリッシュ・ハート” や ”ワルツ・フォー・デビー” といったビル・エバンスのおはこを演奏しているが、わたしのきいた限りでは、いずれもレコードの演奏に及ばないものであり・・」このLPの解説を担 […]
マイルスが如何に、「進取の気性」で「常にNo,1の存在」であり続けることに存在意義を見出していたか、このCDを聴くと良く判る。店主曰く「もう少し肩の力を抜いて演奏しても良かったのでは?」。マイルスの音楽、ある種の緊張感が常にある。文末に曲名 […]
なめらかで解像度、SN比の高い録音。鮮烈なコントラストを求めず、適度に湿り気の有る人肌程度の温もりを聴かせる。 「ハルモニア・ムンディ」は、オーディオ的な性能、高解像度、広帯域、高SN比、極端なコントラスト、奥行き、陰影表現を避け、明確に立 […]
ビル・エバンスがアップ・ライト・ピアノ(直立した長方形型)を弾いているみたい。ピアノの音が不可解。ライブでは、グランド・ピアノ(扇を広げた形)を弾いていたと思うけど。 ピアノの音の帯域の幅。高域の伸び、中低域の締まりに欠ける。そのせいか、窮 […]
ピアノの音が歪んでいる。オスカーの弾く「ベーゼンドルファー」の音は、アルバム全体を通して歪んでいる。それでも、オスカーは、ガンガン、ピアノを弾きまくる。手首の回転が速く、柔らかい。クルクル手首が良く回る。特に右手が。しかも、ベースとドラムを […]
えっ!。これが今から60年以上前の録音。鮮度抜群。カツオの刺身みたい。(さっぱりして飽きの来ない味という意味です)。1986年盤をわざわざ、ヤフオクで送料込みで890円で購入。2年前、一関・ベイシーでナベサダ(渡辺貞夫)のライブに行ったとき […]
「素晴らしい音楽」を楽しむCDだ。音質は二の次でいいと感じる。エラ・フィッツジェラルドのナチュナルな歌声を活かすためにも、ボーカル帯域を程よく引き締め、潤いのある音に調整されたシステムで聴きたい。ベースマンに比べ、我が家のシステムは、ボーカ […]
フュージョン。このジャンル、フランコ・セルブリン アッコルドに一番合う音楽だと思う。まあ、ジャズ、フュージョンをメインに聴く人が、アッコルドでの再生に感激して「購入した」ということは聞いたこともなく、活字に書いてあったこともありませんけど。 […]
色々な楽器の音が聴こえ(高解像度)、低域を担う中太鼓(おそらく)の皮の張り具合から、空気をシャープに切り裂く金管の高音までよどみなく再現(広帯域)。そして「曇り、くすみ」のない音楽空間(高SN比)。音の輪郭は鮮明、鮮烈。ハッキリ、クッキリ、 […]
「・・品の良いというより、イカした世界です」。出品者によるコメント。それが、このLPの全てを物語っている。 エラのよどみなく透明で明瞭な英語の発音。日本人にも聞き取りやすい(普通の日本人、6年ほど英語を必須科目で習うため、多少は英単語を聞き […]